コンサルティング営業の 平均年収 |
500万円 |
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全職種の 平均年収 |
446万円 |
コンサル営業の年収は、2022年6月時点で約523万円(※)でした。営業が約371万(※)、法人営業が約455万(※)であるため高い傾向であるといえます。
基本的にインセンティブがプラスされる企業が多く、成果次第で若くても1,000万を稼げる場合もあります。成果を出した分だけしっかり稼ぎたいという方は、年功序列の会社ではなく、ベンチャー気質の会社を選ぶと良いでしょう。
このページでは年収の内訳や評価方法などについて紹介いたします。
コンサル営業は基本給の他にインセンティブや固定残業代、その他福利厚生などがあります。
コンサルティング営業の給料は、ほとんどの企業が歩合制などのインセンティブ制度を導入していることが特徴です。
歩合制とは、会社に多大なる収益をもたらした人に対して、貢献度に応じたキックバックを還元する仕組みのこと。 場合によっては、基本給を超えるようなインセンティブが支給されることもあり、コンサル営業にとっての大きな励みとなります。
またフレックス制度や家族手当といった福利厚生も充実しており、コンサル社員が快適に働ける環境が整っているため、モチベーションも高くなるでしょう。
コンサル営業は残業が多い仕事として知られています。会社によってさまざまではありますが、20~40時間分の残業代が基本給に含まれていることも多くあります。
逆にいえば、固定残業時間より短い時間で働いても、同じだけの給料をもらうことができます。コンサル営業はプロジェクトの状況によって、残業時間が大きく変わることがあるので、メリハリを持った働き方ができるでしょう。
コンサル営業の評価は、顧客の問題を解決するための提案ができるかどうかです。
そのためには、適するヒアリングとともに高度なプレゼンテーション能力も必要。
また積極性や実行力、協調性やコミュニケーション力などの対人関係のスキルも 評価の対象です。
さらに顧客との信頼関係を築く鍵となる共感力の重要性も増しています。
年収をアップに繋がりやすい方法として、「成果を出し続ける」「役職につく」という2つの方法があります。
結果が求められるコンサルタントの世界では、成果を出し続けることが年収アップの方法といえます。会社によっては成果次第で上限のないインセンティブを支給しているところもあります。
「成果をだす」というプレッシャーも高い仕事ではありますが、成果を出すだけお給料がもらえればやりがいにも繋がるでしょう。
役職につくと年収は上がります。コンサル営業は、比較的昇進スピードが高いので年収アップも早期に達成できるでしょう。
コンサルティングファームの役職は、アナリスト(情報収集・分析、資料作成、議事録作成)、コンサルタント(仮説構築・検証)、マネージャー(プロジェクト管理、顧客との折衝、予算管理)、パートナー(営業(顧客開拓、プロジェクト受注)、ファームの経営)となり、年収は600万円から3,000万円程度。1~3年目のアナリスト時代は金銭的にあまり報われませんが、その後の昇給スピードは眼を見張るものがあります。
パートナーにまで行かなくともかなりの年収が期待されるのはコンサル営業の特徴です。
主なコンサル営業のモデル年収を紹介します。転職する際の年収例として参考にしてください。
総合・トータルコンサルティングの年収は、コンサルティングファームの中で高いとされています。年収は会社により様々ですが、モデル年収としてある会社の年収を紹介します。
例えば、企画・デザイン、マーケティング、デジタル・システム化、ロジスティクスなど幅広い領域のサポートを行っているMIC株式会社(旧 水上印刷)の年収は、20代のチーフで580万円。30代の課長で820万円。次長で950万円。部長で1,230万円となっています。昇進や業績によって給料がアップする仕組みとなっています。
また、MIC株式会社では原則転職前の年収よりも高い年収での採用を約束しています。転職の際には年収が下がりやすいですが、こいった仕組みの会社であれば年収ダウンの心配がありません。
人材・採用コンサルティングの年収は所属するコンサルティングファームに準ずる場合が多くあり、インセンティブの有無でもかなり変わってきます。
一般的な例では、大手ファームに入社後3年程度までは年収500万円~700万円前後。中小企業に特化したコンサルティングファームの場合、上記の金額の8割程度が目安となります。
会社の大小に関わらず、クライアントとの信頼関係を構築しリピート受注できるコンサルタントは、高く評価され安定した実績を残すことができます。
例えば、ヒューマンリソシア株式会社(人材)のモデル年収は入社時に350万円。2年目以降から、賞与満額支給となります。28歳経験4年目で450万円、30歳経験3年目の役職者で510万円。35歳7年目の役職者で年俸650万円となっています。
ITコンサルタントの仕事の平均年収は約656万円。日本の平均年収と比較すると高い傾向といえるでしょう。月給で換算すると55万円、初任給は22万円程度が相場。正社員の給料分布は507〜623万円の水準で、平均年収の656万円はこのゾーンよりも高い水準に位置しています。
例えばNSSライトプロモーション株式会社のモデル年収は、23歳 経験1年で450万円(月給32万円+インセンティブ+賞与)。25歳 経験3年で580万円(月給32万円+インセンティブ+賞与)。29歳 経験7年で750万円となっています。(月給45万円+賞与)
経験年数が上がるとインセンティブがなくなっているのが特徴です。
MIC | ビズキューブ・コンサルティング | プレシャスパートナーズ | |
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応募資格 | 新卒/キャリア | 大学院・大卒以上 | 4年生大学・大学院卒 |
勤務時間 | 9:00-18:00 | 9:00-18:00 | 9:30-18:30 |
勤怠モデル | フレックスタイム制あり | なし | フレックス制あり |
給与下限 | ¥4,000,000 | ¥5,000,000 | ¥2,820,000 |
給与上限 | ¥8,000,000 | ¥7,000,000 | ¥4,560,000 |
給与以外 | 40時間の裁量手当 50000円 |
45時間の固定残業代 記載なし |
30時間の固定残業代 44180~71440円 |
年間休日 | 120 | 128 | 125 |
モデル年収 | 28歳/800万(課長) | なし | なし |
コンサル営業の年収について解説しました。幅広い業界の知識が問われる総合・トータルコンサルティングの年収が比較的高いことがわかりました。
転職の際には、現状の年収よりも下がりやすいことが懸念されますが、会社によってはその点を考慮してくれるところもあります。会社を見る際には、現年収よりも高くなるかについても確認すると良いでしょう。
MIC株式会社
勤務時間 | 9:00~18:00(フレックスタイム制あり) |
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給与 | 【1】新卒:月収26万5,000円(基本給21万5,000円+裁量手当5万円) ※1・2年目は30時間分、3年目からは40時間分の裁量手当が含まれています。なお、それ以上の時間外は別途支給されます。 【2】キャリア:400万円~800万円(応相談) ※キャリア採用のこだわりとして、MICでは原則現年収を上回る年収での採用を行っています ※40時間分の裁量手当が含まれています。なお、それ以上の時間外は別途支給されます。 |
休日 | 年間休日120日(2019年実績)、完全週休2日制(土・日)、年末年始、年次有給休暇、特別休暇(結婚休暇・慶弔休暇等)あり |
ビズキューブ・コンサルティング株式会社
勤務時間 | 9:00~18:00 (所定労働時間:8時間0分) |
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給与 |
500万円~700万円 参照元:doda(https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3006238377/) |
休日 | 年間休日128日、完全週休2日制(休日は土日祝) |
株式会社プレシャスパートナーズ
勤務時間 | 9:30~18:30 (所定労働時間:8時間0分) ※直行直帰やフレックス制度有り |
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給与 |
月給23万5千円~38万円(固定残業代含む) |
休日 | 年間休日125日以上、完全週休2日制(休日は土日祝) |
みつき税理士法人みつきコンサルティング株式会社
勤務時間 | 【1】【2】9:00 ~ 18:00 |
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給与 | 【1】月給300,000円~400,000円(※想定年収4,500,000円~6,000,000円) ※固定残業代(76千円以上・月45時間分)を含み、超過分は追加支給 ※賞与・給与改定は年2回 ※上記とは別に、上限のないインセンティブが年2回、支給 【2】月給400,000円~500,000円(※想定年収6,000,000円~7,500,000円) |
休日 | 年間休日120日以上、完全土日休み |
■選定理由:新宿区でコンサル営業の求人募集を出している企業を調査。採用ページ(公式サイト内含む)を特設し、コンサル営業職・コンサルタント職の採用に力を入れている企業(※2)を選出しています。
その中でも、コンサルティングの種類に合わせて4社を選出。(2022年4月調査時点)
・MIC株式会社…該当するコンサルティング会社の中で、唯一集客から業務改善に至るまで広範囲でコンサルティングができる会社として、総合コンサルティング・トータルコンサルティング領域で紹介。
・ビズキューブ・コンサルティング株式会社…賃料適正化コンサルティングを日本ではじめて事業化した会社として、コスト削減コンサルティング領域で紹介。
・株式会社プレシャスパートナーズ…該当する人材コンサルティング会社の中で、募集要項の給料が最も高く「働きがいのある会社」ランキングベストカンパニー企業という受賞歴があるため、人材コンサルティング領域で紹介。
・みつき税理士法人みつきコンサルティング株式会社…該当するM&Aコンサルティング会社の中で、唯一M&Aアドバイザーを未経験から募集している会社として、M&Aコンサルティング領域で紹介。
※1コンサル営業の種類の中でも、直近3か月(2022年2月~4月)の検索需要の伸び率が高く、まさに注目されているといえる総合・人材・コスト削減・M&Aの4つを取り上げています。
※2「新宿 コンサル営業」「コンサル営業 新宿」「総合コンサルティング 新宿」「事業再生コンサルティング 新宿」「M&Aコンサルティング 新宿」「人材コンサルティング 新宿」「コスト削減コンサルティング」でそれぞれGoogle検索上位30位以内に掲載されている企業68社のうち、採用ページ(公式サイト内含む)を特設している企業15社。